2016年12月14日

その後・・・パーキンソン病の進行度の検査、そして薬の変更追加で症状が落ち着いてきました。親孝行で大好きな旅行を考えた方がいいのかも・・・

その後も病院は月に1〜2度 定期的に診察を受けています。

父の場合は、ニュープロパッチ薬の効果が薄く、核医学(RI)検査を受けました。

介護33.jpg

脳血流シンチグラフィで脳の各部における血流状態や

脳の働きを見る検査を行いました。

ガンマカメラで脳を撮影し、

薬を静脈注射後、ある程度の時間経過後、再度撮影

脳血流分布を示す脳の輪切り画像(断層像)を作るので

それで検査現時点でのパーキンソン病の進行度が

どんななのかわかるそうなのです。

この方法で撮った写真を参考文献として載せますが、

介護2229.jpg
ダットスキャン静注 パーキンソン病の治療と診断って? より抜粋

健康な人とパーキンソン病の人の差があるように、

この明るい色の部分が減る つまり

脳の神経伝達物質である『ドーパミンが減る=行動に制限が出る』という

ことなのです。

パーキンソン病が進むと ドーパミン神経が減少、ドーパミンも減少。

つまり、伝達物質が減るので運動の調節がうまくいかなくなる

長い時間をかけて、徐々に活動が制限され

それが進むと介助が必要になってくる・・・

ということに。

早く治療を始めれば、良好な状態が保たれ、

大きな支障がなく過ごすことができる・・・

そうなんです。 このダットスキャン静注検査があることで

MRIだけではわからなかった

病状がより分かりやすくなったんですね。

検査により、やはり進んでいることがわかったので

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薬を変え、現在2種類の薬を少しずつ増やして、

治療を行っている状態で、

少し症状も落ち着いて、首があがってきたようにも感じるこの頃です。

貧血やむくみが取れないので、その検査も続いていますが、

つまづきやバランスを崩さないようにすれば、

去年のようにケガも足の腫れも減ったので

少し落ち着いたら大好きな旅行にでもいけたらいいなぁ〜と思ってます。

というのも、

若い頃から電車での旅行が好きで

年をとったら、旅行をたくさんしたいとか、

今まで旅行が大好きで出先で集めたパンフレットをまとめたり

切符や過去に出かけた先のお店でもらったマッチ箱をまとめていたり

出かけた時に撮った写真やらをまとめて・・・というのが

老後の楽しみだったようなのです。が、

母が亡くなった後、家事をしながら

なんかおかしいと・・・と思った時には

足の長さが変わったように思い、首下がりと

からだのねじれから落ち着いて座っいられず・・・

結局その大事な宝物は紙袋に入れられて

寝ている部屋の一角に並んでいる状態なのです。

一緒に住んでいたら、1日の中少しでも付き合って

まとめることもできるだろうに・・・

なかなか行けないのでそれも手伝えない感じです。

せめて動けるうちに、旅行でもいけたらいいのですが・・・

私が子どもの受験で解放されるのも春以降・・・でしょうか?

若い頃、船で沖縄に行ったと聞きました。

実は、未だ父は飛行機は乗ったことないのです。

でも、真面目くさって乗ったことがあるかのような

コメントをするのが面白いのですが、

船は時間的に大変なのでもし行くなら飛行機で

若かりし頃に行った

沖縄に行くというのも・・・

いいのかもしれないなぁ〜

でもそこまで行けなくても、

近くで、海が近くて大好きなお魚が美味しいところに

泊まるのもいいかもしれない・・・

気になる症状もあるので、

あまり遠くには行けないのかもしれないが、

ちょっとだけ、薬のおかげ、

症状が落ち着いてきたのが

家族としても、心穏やかに過ごせるばかりです。
posted by おにはうち at 02:03| 東京 ☀| Comment(0) | 現状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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